フルートの音程が合わないときに起きていること

フルート奏法

こんにちは^^

合奏の中で、
「なんだか音が合っていない気がする」
「自分の音、これで合っているのかな…」

そんなふうに感じること、ありませんか?

特に2ndを吹いているとき、
「合っているのか分からない」
との声を生徒さんから聞くことも多いです。

高音楽器であるフルート

フルートは高音域を担当することが多く、
音がよく通る楽器です。

その分、音の違いも感じ取りやすく、
合奏の中で強く気になることもあるかもしれません。

特に音程が低く感じられるときは、
少し重たく聴こえたり、不安定に感じることもあります。

ほんの少しの違いでも、
気づきやすい楽器なのだと思います。

フルート教室

「合っているか分からない」と感じる理由

ではなぜ、
音程が合っているのか分からなくなるのでしょうか。

これは、
“自分の音の位置”が見えにくい状態
になっていることが多いように感じています。

特に2ndの場合、
・主旋律ではない
・ハーモニーの中の一部を担当している
ということもあり、

「どこに合わせればいいのか」
曖昧になりやすいのです。

レッスンの中で感じたこと

レッスンの中でも、

「合っているか分からない」と
おっしゃる方がいらっしゃいました。

その方は2ndのパートを吹いていて、

合奏になると迷ってしまう、
という状態でした。

ですが実際に見てみると、
音程というよりも、
そもそも譜読みがしっかりできていない状態でした。

フルート教室

リズムや音を一つひとつ確認しながら、
同じフレーズを何度も繰り返し、
まずは自分のパートをしっかり覚えていくところから始めました。

すると、
合奏中でも迷わず吹けるようになり、
音の流れも安定してきたように感じたとのこと。

音程の問題のように感じても、
実は別のところに原因があることも少なくないのだと思います。

まずは自分のパートを理解する

そんなときは、
まず自分のパートをしっかり理解することから始めてみるのもひとつです。

例えば、
・自分のパートを歌ってみる
・ピアノで音を確認してみる

こうすることで、
音の流れや役割が見えてくる
ことがあります。

ピアノ

いきなり合奏ではなく「パート練習」で

合奏の中でいきなり合わせようとすると、
どうしても情報量が多くなり、
迷いやすくなります。

まずは
同じパート内で音を合わせられるか
を確認してみることも大切。

その中で、
・吹きにくいところ
・迷ってしまうところ
・違和感を感じるところ

を見つけていくと、
少しずつ整理されていきます。

フルート練習

和音の中での自分の役割

ゆっくりした部分や和声を作っている場面では、
自分が和音の何音なのか
を意識してみるのもひとつの視点です。

例えば、
長調の和音で
・5音 → 少し高め
・3音 → 少し低め
というように、

音の役割によって音程の感じ方が変わることもあります。

「主音を聴く」という感覚

音程を合わせるとき、
どの音に対して合わせているのか
もとても大切です。

主音や土台になっている音を感じながら、
その中に自分の音がどう重なるのかを聴いてみると、
「合う」という感覚が少しずつつかめてくることがあります。

フルート教室

日々の練習でできること

音程の感覚は、
日々の練習の中でも少しずつ育てていくことができます。

例えば、
・スケール(音階)
・アルペジオ(分散和音)

こうした練習は、

指のためだけでなく、
音の関係性を感じる練習
にもなっています。

特にアルペジオは、
和音の中での音の位置を感じることにつながるので、

音程の感覚を育てる上でも大切な練習のひとつです。

おわりに

音程は、
「これが正解」とはっきり見えるものではなく、
周りとの関係の中で少しずつ感じていくもの。

だからこそ、
「分からない」と感じることも、
とても自然なことだと思います。

もし今、「合っているか分からない」
と感じているとしたら、

それは
音を聴こうとしている証拠
でもあるのだと思います。

フルート教室

少しずつ、
自分の音の位置や役割を感じながら、

音が重なる感覚を楽しんでいけたら、もっと音楽が楽しくなるはずです♪

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