こんにちは^^
練習しているのに、なかなか変化を感じられないとき、少し不安になりますよね。
今回は「上達しないと感じるとき」について、これまでの経験も交えながら書いてみたいと思います。
練習をしている中で、
「頑張っているのに、なかなか変わらない」
「前より吹けているはずなのに、自信が持てない」
そんなふうに感じること、ありませんか?
実はこれ、レッスンでもよく聞く声です。
うまくいかない理由は、人によって違う
こういうとき、
「何が原因なんだろう」と考えることがあると思います。
ですが実際には、
上達しにくい理由はひとつではなく、
いくつかの要素が重なっていることが多いように感じています。
同じように見える悩みでも、
少しずつ原因は違っていることが多いのです。

私自身の経験
実際、私自身も、
原因が分からないまま悩んでいた時期がありました。
学生の頃、暗譜がとんでしまうことが続き、
それがトラウマのようになってしまっていたことがあります。
当時吹いていた曲は、ピアノと同時に始まる場面があり、
その最初のタイミングがなかなか合わず、
先生から何度も注意を受けていました。
「また失敗するかもしれない」と思うと、
だんだんと自分の演奏に自信が持てなくなっていったのを覚えています。
試験は避けられないものだったので、気が進まないままではありましたが、
本番を意識して、
集中力を保ったまま最後まで吹ききれるかどうか、
そんな練習を少しずつ増やしていきました。
負荷をかけるような練習を重ねていくうちに、
少しずつ曲に集中して演奏できるようになり、
結果的に、そのときは成績優秀者として選んでいただくことができました。
そのときはただ必死で、今振り返ると、
それまでも、うまくいっていたときには
同じようなことができていたのかもしれません。
ただ当時は、
「何ができていたのか」に気づけていなかった
そして、
そこを練習するという視点を持てていなかった
のだと思います。

楽器の構え方や身体の使い方
例えば、
・三点支持がうまく取れていない
・吹いているうちに楽器が内側に入ってきてしまう
・上唇が覆いかぶさってしまっている
こうしたことが影響して、
音の出しやすさや響きが変わってくることがあります。
ただ、これも「全員がここ」というわけではなく、
その方の状態や経験年数などによって見え方は変わってきます。

指やタンギングのタイミング
また、
・指とタンギングのタイミングが合っていない
・息と動きがうまく連動していない
そういった部分が影響していることもあります。
「音が間に合わない」「きれいにそろわない」と感じるときは、
こうした要素が関係していることもあるかもしれません。
音楽の流れやフレーズの理解
技術的なことだけでなく、
・フレーズのどこに向かっているのか
・どこが一番大切な音なのか
こうしたことが見えていないと、
音は並んでいても、
なかなか音楽としてまとまりにくいこともあります。

練習の進め方そのもの
そしてもうひとつ。
練習のやり方そのものが影響していることもあります。
例えば、
・とりあえず最初から吹いてみる練習が中心になっている
・部分的に取り出して練習する時間が少ない
こういった場合、
できていない部分に気づきにくくなってしまうことがあります。
(※このあたりは、前回の記事でも少し触れています)
どこに目を向けるかで変わっていく
こうして見てみると、
「上達しない理由」は
ひとつに絞れるものではないのだと思います。
むしろ、
どこに目を向けるかによって、
見えてくるものが変わってくるのではないでしょうか。

おわりに
もし今、
「なかなか上達しないな」と感じているとしたら、
それは何かが足りないというよりも、
★まだ気づいていないポイントがあるだけ
なのかもしれません。
自分では見えにくい部分もあるからこそ、
少し視点を変えてみたり、
誰かと一緒に確認してみたりすることで、
ふとした瞬間に変わることもあります。
そのきっかけを、一緒に見つけていけたら嬉しいです。^^


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